2・3月のスタッフ勉強会(2019年3月)
今月からのスタッフ勉強会のテーマは、EXCELです。
EXCELはサポート希望者も少なく、ややもすれば難しいと敬遠されがちですが、
最近は町内会の決算書作成等ぼちぼちサポート希望者も増加の傾向にありますので、スタッフにも積極的に対応できるように、基礎勉強会から始めました。
1回目の2月はスタッフのTSさんが講師を担当しました。
今回の課題は「EXCELで家計簿を作ろう」でした。
(1)まずは、EXCELの基礎を学びました。
・EXCELファイルの成り立ち:Book・Sheet 行・列 の説明
・データ入力 数値と文字列
・表の作成と編集:基礎事項、簡単な関数の入力
・計算式の挿入、IF関数の入力、SUMIF関数
を使って項目ごとの集計
家計簿を作成する上での、「加減算式の入力」と「IF関数の入力」は家計簿以外の作成にも応用できます。 例えば、確定申告における医療費の個人負担金の申請額の集計や町内会の会計の引継ぎで「決算報告書」等を作成するのに利用できます。
EXCELでの決まり事は多くありますが、それを基礎から理解していけば、難しいものではなく、何も心配することは無いと思います。
by SAKURA
2回目の3月は スタッフのKSさんが講師を担当し「EXCELでグラフの作成」と、FYさんが講師を担当して「便利になるEXCEL技」を課題に、各講師作成のテキストで勉強会を行いました。
(1)「EXCELグラフ作成」
EXCELで表にまとめた数値を分析するには「グラフ」が欠かせません。
表から数値の変化や傾向を推し量るのは難しいですが、グラフなら視覚的に読み取れます。種々のグラフ作成を勉強しました。
・円、棒グラフの作成
・セル内に棒グラフを表示
・複合グラフの作成
グラフの作成は基本的には データ部を選択し、「挿入」タブの選択 → 「グラフ」リボンから希望のグラフ形式を選択することによって作成できますが、EXCELのバージョンによって作成難易度が異なることを知りました。
「棒グラフと折れ線グラフ」の複合グラフの作成ではEXCEL2013、2016では「おすすめグラフ」リボンから簡単に作成できますが、EXCEL2010では「おすすめグラフ」リボンがないため「棒グラフ」の中の「種類」を変更したい「項目」を選んで「折れ線グラフ」に変更していく手間が必要なことを新たに知り、バージョンアップの必要性も思い知らされました。
(2)「便利になるEXCELの技」
EXCELのデータ入力や表、グラフの作成、印刷など、EXCELでよく使う操作を手早くこなせる“技”が紹介されました。
・面倒な入力作業を効率よく
・データを入力し直さずに修正
・ミス防止には「データの入力規則」が効果絶大
・大きな表を自在に操るテクニック
・データの分類、並べ替え
以上のような 会得すれば EXCELの作業効率がアップする便利な「オモテ技」を数多く勉強しました。
作成されたテキストはオリジナルの力作で、今後のサポートにもそのまま利用していただけるのではないかと感じました。
by Bond