「TeamViewerを使ってみませんか」勉強会(2021年1月)
今回は、「TeamViewer」の操作方法などについての勉強会です。
日時:2020年12月5日(土)13:00~14:10 於 第3会議室
担当:Hさん、Yさん 参加者:21名
新型コロナウイルスの感染が拡大しているなかで、ぱそぼらんど京都の活動においても「感染しない、させない」を念頭にサポートを続けています。
このような状況下で、どのようにしてスタッフと依頼者さんとの距離を保ちながらサポートをするかという点で、これまでも、「Zoom」、「Skype」などのオンライン会議システムや、「クイックアクセス」を使用してきました。
今回、取り上げた「TeamViewer」は、操作する側
(スタッフ)のパソコンからされる側(依頼者)のパソコンを
インターネット経由で遠隔操作(リモートコントロール)
するソフトウェアで、ネットワークに関する難しい知識
(ファイアウォール、IP アドレス、NAT 等々)を全く必要
とせずに使えるところが最大の特徴。また、Webカメラを
利用したビデオチャット機能も備えています。
リモート操作させるためには、操作させる側と操作される側両方に「TeamViewer」を実行させておく
必要があります。もちろん、双方ともインターネットへ繋がっていることが前提となりますが、
とにかく簡単に使うことができます。また、システムにインストールせずに使うこともできたりするので、
私たちのサポートにはたいへん有用なツールであると言えるでしょう。
勉強会では、事前にスタッフ各人のパソコンにインストールされている状態で、2人一組となって、サポーターと依頼者を交互に体験しました。
操作は、互いのパソコンで「TeamViewer」を起動させ、操作する側のパソコンに相手の「ID」と「パスワード」を入力して接続すると、
操作される側のパソコンの画面が表示され遠隔操作が可能となります。
さらに、筆者からダウンロードしてクリックするだけで開始できるインストール不要のアプリ「TeamViewer QuickSupport」について紹介しました。
実際のサポート場面で使用する際には、ダウンロードした「TeamViewer QuickSupport」ファイルをスタッフのUSBメモリ経由で依頼者さんのパソコンにコピーすることで、依頼者さんのダウンロード負荷も省くことができます。また、使い終わったらゴミ箱へ捨てるだけで依頼者さんのパソコンが汚れないようにすることもできます。
新型コロナウイルスの感染は未だ収束の気配がありません。今後も「感染しない、させない」の思いで活動を続けていかなくてはなりません。
この「TeamViewer」が「感染しない、させない」の一助になればよいかと思います。
by yafuu