Pythonの紹介(受付係のDX)勉強会(2021年9月)
今回は非常事態宣言が発令中のため、Skypeを使ってのリモート勉強会となりました。
日時:2021年9月4日 ぱそぼら検討会の終了後に実施
担当:Yさん 参加者:21名
以下はYさんによる勉強会報告です。
今回の勉強会は、受付係所掌のサポート報告書の管理の改善とスタッフがサポート報告書のデータを有効に利用できるようExcel化して活用環境を
整えたことの説明を行い、そのツールとして利用したPython(パイソン)というプログラミング言語の紹介をしました。
サポート報告書は、サポートを実施する度にテキストファイルで提出され、以前にどのようにサポートが行われたかの情報を得るのは容易ではなかった。
そのため、テキストファイルから情報を抽出してExcel化することで容易に情報にアクセスし必要な情報を素早く取り出せることになる。
このための環境整備と併せて受付係の省力化を実現したことを、勉強会前半で実演を行いながら見てもらいました。1000件ものサポート報告書ファイルから
Excelファイルができるまで1秒足らずの時間でできてしまうなど受講のスタッフも驚きの処理スピードでした。
後半は、ツールとして使用したPythonプログラミング言語の体験会です。
体験するための環境はGoogle Colaboratoryを事前に利用できるように各自に設定をお願いしておきました。
講師が用意したソースコード(練習問題により1行~10行)が書かれた資料を見ながら、ソースコードを打ち込み、実行して正しい結果となったかの確認をし、
用意した練習問題5つを各自ができる範囲で挑戦してもらいました。練習問題では、数行のソースコードでExcelファイルにデータの書き込みや読み出しが
できる体験をしました。
練習問題をすべてクリアされた方と途中で時間切れとなった方がおられましたがリモートなのでつまずいた方のサポートがやはり難しく
時間がかかりました(つまずきはすべてタイプミスなのですがエラーメッセージがタイプミスの場所により異なるため、それに惑わされておられました)。
常に新しいことに興味を持ち挑戦されるスタッフの皆さんに敬意を表します。
by Y